熱中症多発 熱中症対策を個人でも
皆様
30℃を超える日中が到来致しました。
建設現場では、鉄板の照り返しなど様々な材料が金属で出来ています。
特に仮設足場は殆どが金属です。
太陽光の照り返しで一般の方が想像するよりも、かなり表面温度が高くなります。
そんな中でヘルメットを被り、手袋をして、安全帯・工具を身に着け、安全靴を履き
更に、長ズボン、長袖の作業着を着用しての作業です。
かなりの体力・気力が必要な職業です。
そんな中で職長さんの役割は大変重要です。
作業手順、打ち合わせ、作業員の方の体調の変化にも常に気を使わなければなりません。
特にこの時季は、熱中症という病気があります。
熱中症の症状としては、
・筋肉も痙攣
・全身の倦怠感・脱力感・めまい・吐き気・嘔吐・頭痛
・頻脈・顔面蒼白
・足のもつれ・ふらつき・転倒
・応答が鈍い
・言動がおかしい
こんな症状が少しででもあれば
熱中症の疑いがあります。
・早めの水分補給
・衣服をゆるめ涼しい所で休ませる
・濡れタオル(アイスパック)を首の後ろ、わきの下、足の付け根に充てるようにしましょう。
改善されなければ、すぐに救急車を要請してください。
職長はどんな時も慌てず、的確に状況を判断し行動しなければなりません。
そのためにも、熱中症についての知識、現場での休憩所、自動販売機の位置などを誰よりも把握しておかなければなりません。
この過酷な仕事場で常に緊張感を持って現場管理をします。
何か自分に変調があったときは、即座に職長に報告、職長の指示に従い、職長は監督に報告しましょう。
熱中症が多発しています。くれぐれも体調管理に気を配りお仕事していただきたいと思います。
若いからと言って寝不足・飲みすぎは体調に大きな影響を及ぼします。
本日もご安全に