ひな祭りの由来
みなさん、ひな祭りの由来をご存知ですか?
ひな祭りの始まりは、2つの行事が結びついているとされています。
1つは、貴族階級の子女が、天皇の御所にイメージした御殿や飾り付けをして遊ぶことで、健康と厄徐を願った「雛あそび」
2つめは、和紙で作った人形に災いを託してを川や海へ流して災厄をはらう民俗行事の「流し雛」
「雛あそび」と「流し雛」の2つが宮中から庶民の間に広まる間に、結びつき発展して今の「ひな祭り」の形になったとされています。
そして、人形作りの技術が発展して、立派な人形が作れるようになると「流す」ものから「飾る」ものに変わって行きました。上流階級では、嫁入り道具として豪華な雛人形を持たせるようになり婚礼の様子を模したものが好まれるようになり自然と雛人形が豪華になっていく流れの中で、「内裏雛(だいりびな)」だけだったものが、二段、三段・・・七段と雛段を飾るようになっていきます。
(徳川美術館で特別展 尾張徳川家の雛まつり 2018年2月3日~4月8日開催)
そして、現代は住宅事情で 内裏雛のオリジナルなどが支流となっているようです。
また、最初は、若い女性が中心の行事だったひな祭りに、赤ちゃんが加わるようになります。
初節句として、女の子が生まれると雛人形を用意し、その女の子に災いがふりかかりませんように、美しく成長して幸せになれますように!という願いを込めてお祝いをする風習が広まっていきます。
こうしてひな祭りは、祓いの儀式であったものが徐々に形を変え、女の子の成長と幸せを願うお祭りとなって、庶民の間へ定着していったのですね。
さて、子供の成長や無事を祈る親心は、いつの時代も変わりませんね。
仮設足場の現場に向かう職人さんの安全を祈る心は、親御さん、ご家族だけではありません。
私達社員も同じです。
安全に作業するためには、何度も言うようですが事前の作業確認、体調管理などが必要不可欠であるということです。それには、人と人との繋がり結びつき、コミュニケーションがとても大切なことだということに、気付かされます。
古来からの伝統行事 ひな祭りがこれからもずっと続きますように
本日も
毎日の挨拶、声掛けも照れずに元気よく ご安全に!