kiokure 気おくれ
皆さん、『気おくれ』した経験はありませんか?
それでは、まず、『気おくれ』の意味とは何ぞや?
気おくれとは: 場の雰囲気や勢いに圧倒されたり。もともと自身がなかったりして、積極的な言動をする気力を失うこと
さてさて、
この『気おくれ』何かの挨拶をされるときに、自信満々の人も謙遜で、「このような場所で私のような者が挨拶するには気おくれしてします」
なんて使われることもあります。
がしかし
本当に緊張して、場違いな所にいるようにかんじている時に、周囲を見渡し「わーなんでこんなところで自分の思ってること言わないといけないの?無理無理無理、マジで無理。カッコいいことなんて言えないし上手く話す自信もないよ」
なんて経験はありませんか?
これには、「変なこと言って馬鹿にされるんじゃないか? そんなこともう知ってるよ。っていわれちゃわないかな?」
周りと比較して、自分はダメな人間だと初めから決めつけてしまって、自分の言葉で話したり表現することができなくなっている。
こんな風に思ってしまう時って 自分のことをダメな人間だと思ってしまっていないですか?
相手から失望されることを恐れたりしてなかなか話せない。
とか
色んな理由が有るかと思います。
意見を求められている時は、自分を主体にすることが大切です。
自分が素直に感じていること、思っていることを伝える。
相手が何を求めているか?ばかり気にしていると、相手のご機嫌取りだけで終わってしまいます。
例えばアンケートって 無記名なら本当のことを率直に書けますよね。
その、アンケートの答えのお陰で、お客様が望んでいることが明確にわかり新製品のアイデアに繋がっていく。
そんな風に自分の率直な気持ちを表現することは、とても素晴らしいことなんです。
私たち建設業は、危険と隣り合わせなこともたくさんあります。
小さなことだと思っていたことが大きな事故につながったり、人とのコミュニケーションが円滑に行われずに連絡事項、報連相の伝達がスムーズにいかずに事故に繋がるということはたくさんあります。
このくらいのこと、と思うことの伝達、コミュニケーションが本当に大切です。
そんな時に『気おくれして、伝えない』は危険なことです。
馬鹿にされたとしても、現場には 『まさか』が起きることがあります。
皆さん、気おくれせずに、自分の言葉でコミュニケーションをとっていきましょう。
本日もご安全に
アイチ信和(株)